近況報告
2022年5月11日
『南国に 平和を祈る ただ祈る』
5月15日で沖縄復帰50年です。
佐藤栄作総理が「核は持ち込ませない」と国会で答弁したのに、実際には密約がしっかりと取り交わされていたことが近年米国公文書館の資料公開で明らかになりました。首相の答弁は大ウソだったのです。当時それをすっぱ抜いた毎日新聞西山記者は国家により罪人に仕立て上げられました。大した司法制度です。当時の裁判官は「あとで本当のことがバレて西山記者が英雄になって自分は世間の御用裁判官として世間の非難を浴びるかも・・・」という蓋然性を全く想像しないで有罪にしたのでしょうか?思慮深い裁判官のことですから当然想定していたでしょう。しかし役人どもは何に対しても絶対に決して少しも責任を取りません。スゴイ奴らです。今般の知床観光船の「携帯電話の連絡で認可」事件でも誰もなんにも責任は取らないでしょう。
まあ、これが日本社会の「秩序と公平」を慮る公務員の思考なのでしょう。
当時も今も、沖縄基地には「核兵器」「あるんじゃないの?どうせ」と誰もが思っているとだれもが想像しているのではないでしょうか。
さて、言うまでもなく昨今の情勢は日々、緊迫の度合いを増しています。
EUでもない、NATOでもない、「ヨーロッパ政治共同体」が組織され、ロシアをみんなでやっつけよう!となりそうです。
そうなると、これはもう人類の危機です。デフコン1オプション・ブラボーになります!
ではいつ?!核戦争が起こるのでしょうか?
貯金は全部使い果たしておいた方がいいのでしょうか?
いやその前に地球上はもっともっと殺戮地獄に覆われるのでしょうか?
何の理屈もなく、いきなりミサイルと空爆、戦車がやって来る。
とある県の知事が
「もう、うちの県に米軍基地はいらないでしょう?」と改めて政府の凝り固まった前時代的な現実を無視したメンツと天下り先確保のためだけの愚策維持を諭していますが、言外に「こっちじゃなくて、北海道に必要なんじゃないですか?『エカテリーナ二世の時に領有することで既に解決した歴史的事実がある!』とか、わけのわからない理由をつけていきなり上陸して来ますよ!ヤルタ会談でも取り決めかなんかあったんでしょ?だから北海道に基地がないでしょ・・・」という意見を具申されているように私には思えます。対馬海峡の向こうは別世界、ということになっているSFアニメがあったりするのですが、悲しいことに現実的な懸念、になってしまいました。型落ちの半導体しか生産できない我が国は、敵国の上陸阻止のため「震洋」や「伏龍」(人間機雷)のような特攻兵器が無理やり導入されて、訓練だけで若者の命が多数失われるのかも知れません。
本当に若い世代の人たちを待ち受ける未来には阿鼻地獄しかないのでしょうか?