近況報告
2022年6月25日
『Dxに SDGs 結局何も変わらない』
Dx、デジタルトランスフォーメーションが脚光を浴びています。
証券大手、SMBC日興証券の株価操作で、近藤雄一郎社長が副社長の佐藤俊弘副社長から株価操作実行のメールを受け取っていて、その記録がしっかりと残っているのに
「記憶にない」「報告を受けていない」で社長としての共犯の事実が不問にされてしまったということです(毎日新聞6月25日)。
つまりメールでは「へぇ、知らないよ。送ったの?見てないもん」で知らなかったことにできる、というデジタル・トランスフォーメーションならではのルールが日本の大企業で運用されているのです。メールがセクハラやパワハラの内容だと、すぐに認定されて公表されてしまうのに、デジタル・トランスフォーメーションの世界では日本を代表する大企業ならば特別なルールが適応されるようです。担当検事から「メールなんていっぱい来ますからね。見てなくてもしょーがないですね。社長さんはいろいろとお忙しいでしょうし。ところで私、来年定年なんですけど相談に乗ってもらえますか?」というふうに不問にされてしまうのでしょう。実に便利なシステムです。
それにしても何から何まで日本の大企業はインチキばかり。日野自動車ではエンジンの性能検査でインチキしていたことが判明し、四つのエンジンの認証取り消し処分が発表されました。すでに市場に出回っているトラックの相当数が該当するそうですが、会社は存続できるのでしょうか?
というか、これからそういう会社のトラックを買う人が世間にいるのでしょうか?そのむかし日野自動車の幹部の方も診させていただいたことがありますが、どうされているのか?あるいはSMBC日興証券や日野自動車に就職して、これから人生を歩んで行こうとやる気満々の若い従業員の方々はどんなふうに感じていらっしゃるのでしょうか?
「どこの証券会社もおんなじだよ!「どこの自動車メーカーだってやってることだよ!」ということならば、完全にこの国は終わってますね。

6月25日 その2
『飛脚便 はこぶは市役所 USB』
元気な女性市長を誰かが困らせてやろうとしたのかどうか、わかりませんが、尼崎市(通称「あまぁ」)で市民全員の個人情報の大量データがはいったUSBが紛失されるという大事件が起こりました。この事件にはひょっとしたらとんでもないウラがあるのではないか、と私は個人的に想像しているのですが、それほど奇怪な事件です。出入り業者が貴重なデータを持って意識がなくなるほど泥酔して路上で寝てしまう、なんてことはふつうはあり得ないと思います。どう考えてもこれは「仕組まれた芝居」だと思います。しかも説得力に欠ける無理のある筋書きです。「道を歩いていたら宇宙人にさらわれました。USBは今、宇宙空間にあると思います。」に近いものがあると思います。皆さんは仕事帰りの男性が路上で寝ている姿を見かけたことがあるのでしょうか?私は一回もありません。