近況報告
2022年11月1日
『秋ゆきて 水辺の霞 おぼろげに おぼつかなきは 大和言葉よ』 大和猫人
今、日本語がピンチです。ヒドイのが国会です。
しっかりと日本語を話すことができる人がいません!
とにかく国会議員の日本語は、ちんたら、デタラメ、あやふや、意味不明、腰抜け、決めセリフなのに下を向いてこそこそごにょごにょ・・・。いまどき小学生すら相手にしません。「ああいうふうな、いい加減で、どうでもいい、時間稼ぎの、みっともない、言い訳にもならない、そいう道具なんだ。日本語は」と日々学習していることでしょう。かっこいい日本語、鮮やかな言語、雅で遺品ある、流暢な日本語、というのを国会質疑で聞けないものでしょうか?
ところがテレビの漫才師の皆さんは例外です。とくにツッコミの方々。オズワルド、銀シャリ、サバンナ、ナイツ、絶妙のタイミングででインパクトのある明瞭な話術にいつも魅了されます。
さらに我々の周囲の環境でも日本語は劣化しています。
テレビのコメンテーターも
「いや、その、私としては、それは、ちょっと、問題だと、思いますが、あくまで私の意見で、あのぉ、確認ですけど、デンツーとかトーイツとか一言も言ってませんから」
ものすごい長い時間をかけて、「ちょっと」「ちょっと」を連発して特に目立った意見は言いません。
それにしても国会は酷いものです。
「新しい資本主義ってなかなか姿を現しませんが、何なんですか?」
と議員が質問すると
議長が「キシダ総理大臣」と呼び掛けて、演台の前までゆっくりと歩いてきて、
「先ほども申し上げました通りに、関係省庁と検討を重ね、激動する国際情勢を鑑み、機動的かつ抜本的、有効な手段を構築すべく、政府の英知を結集して、関係各国とも協力しながら早急に、えー、何の話でしたっけ?」壮大な時間の無駄です!
そこにイギリスの国会質疑の映像が飛び込んできました。
素早い!理路整然!ジョークもさえてる!話が止まらない!原稿棒読みの人どこにもいない!
まあ、こういった違いは一重に「人間としての能力の差」によるのでしょうが、とにかく日本の国会議員に一つ言えることは
「あのぉ。これテレビに映っているんですけど、あなたのしゃべり方とか立ち居振る舞いとか、みんな観てるんですよ。みっともないと思いませんか?末代までの恥とか思いませんか?近所の人とか小学校の同級生も観てるんですよ。『なんだ、あいつ、偉そうに原稿読んでるだけじゃないか。あれなら誰でもできるよな』って思われてますよ!墓場まで持って行く秘密とかいろいろあるんでしょうけど、多くの人ががっかりしています。若い人がこの国に希望を持てないでいます。これだけはわかって下さいね!あ、それと大阪万博もこれからずいぶんとマスコミネタを提供するようですね。横浜港にはハンマー・ヘッドってありますけど、大阪港にはシャワー・ヘッドとかいうのができるらしいやないですか?サイセイ・イリョー万博、頑張って下さい!ちなみに医療用シャワーって、モンモンも消せるんですか?」
付録:漢字ドリル 以下の□に当てはまる漢字一字は何でしょう?一つの漢字がすべての□に当てはまります。
ヤマ□、瀬戸□、辞め□、不手□、往生□