近況報告
2023年2月17日
『春迎え ルフィーは都庁に おわすかな』
東京オリンピックでしこたま金儲けした「強盗集団」の主犯格の「ルフィー」が都庁にいるかもしれない、という報道がありました。
「やっぱりねぇ・・・」 まあ、だれでもが予想していたことですが、できれば三兆円のうち一兆円でも返してほしいものですね。でも仮に一兆円の着服が判明してもああいう副知事とか検事長とか国税局長菅とか、権力の座にある人はゼッタイに実刑にはならないのでしょう。高知の中学校のバスの運転手ならあっさり監獄にぶち込まれるのになんとも不公平です。身分差別も甚だしい扱いです。
 ところで『はだしのゲン』がまた教育現場から追放されてしまうようです。NHKでは見え透いた幼稚園児並みの言い訳を関係者が言わされていましたが、たしかに「ちょっぱり」や「うえのむ」を小学生に説明するには別の教材本が必要になるのでしょう。しかし都合の悪い事実は徹底的にひた隠す、というのはまさに「洗脳」ではないでしょうか。
エルネスト・ゲルナーは「教育」と称する行政機関の洗脳によって、国民が自己の尊厳を見失う、としていますが、しかし「国家」のお仕事はそもそも「洗脳」であり、「税金」と称して金銭を国民から収奪することですから、仕方がありません。国民は文句も言わず税金をしかたなく「貢納」しているのですから、未来永劫、この国の国民はえらい人たちの「家来」なのです。戦争になれば「お前らクズども銃剣突撃だ!そうやってお国に報いるんだ!」と簡単に殺されてしまいます。
さて、個人的に注目していることがあります。アメリカ合衆国様が世界第三位の日本の半導体製造機器メーカーにも中国への輸出を禁じるよう求めているとの報道がありました。世界第一位のオランダのメーカーはやはりアメリカ社会とは1492年以来の強靭な紐帯をお持ちでしょうから、すでに既定の路線で進んでいるのでしょうが、この事案を経産省や首相はどう処理するのか、そしてその過程をTBSはどう報道するのか、見ものです。