近況報告
2023年7月27日
「緒方君はベースをしっかり踏んでいました!」
自動車修理の大手の会社で大々的な詐欺が行われていたということで、世間が大騒ぎです。
落としどころは製薬会社の不正と同様、お役人様の高給再就職で幕引きなのでしょうか?
それにしても核燃料の研究施設「常陽」の稼働が認可されたとのこと。
こういった施設の認可の基準は「事故や不祥事を隠蔽、封殺できる体制が整っているか?」ということに尽きるのだと思います。
炉内にねじが六本も落っこちたまま、という事実が完全に無視されて(おそらく他にも職員の汚れたパンツや欠けた入れ歯なども炉内に?)、政府の委員会は「いいんじゃないですか」という裁定を下したわけですから。有事には「もんじゅ」同様に「人類収れん、地球環境壊滅爆弾」、つまり世界最強、全人類に向けての「自爆兵器」はしっかりと維持されなければなりません!
福島の原発事故の汚染水海洋垂れ流しにしても、何らかの事故や不祥事や基準値越えの放射能レベルが測定されても「しっかり隠蔽できる」体制が整っている必要があります。これは東アジアの政治的、軍事的、経済的な秩序を維持する意味でも最重要な点だと思います。おそらく政府の「隠蔽官」「捏造官」「改ざん官」がしっかりと体制を整えて毎日新聞をにらみつけていることでしょう。さらに「内部告発狩り」も徹底されなければなりません。その点、大丈夫なんでしょうか?政府も大手自動車修理会社や全国の教育委員会、共同通信社と内部告発の実情など、そのあたりのところは情報を共有して「いかに内部告発を根絶やしにできるか」「効果的なスラップ訴訟のやり方」などノウハウを確立すべきではないでしょうか。
報道に関しても、放射能行政の不祥事や政治権力が圧力で握りつぶした刑事事件はNHKなどは絶対に報道しないなど不文律があるのでしょうが、「一週刊誌」だけが孤軍奮闘して盛んに報道している「木原官房副長官事件警察庁握りつぶし事件」(これは事件そのものの内容もさることながら、政治権力で逮捕状が無効になったり他殺が自殺扱いになるなど、安物の刑事ドラマの筋書きが現実にも起こっているかもしれない点に社会の注目が集まっています)のようになると、国民にはより信ぴょう性が増してしまい、逆効果になるのではないでしょうか。
とにかく「バレない、バラさない、(報道で)取り上げさせない」の三原則をしっかりと維持して国民の「知りたくない権利」「知らないでいい権利」「巨悪には無関心で日常を平穏に過ごせる権利」を護ってもらいたいものです。
(それにしても「木原事件」は大事件です。テレビドラマみたいにイケメンのFBI捜査官の登場を国民は期待します。スプリング・センテンスは「噂の・・・」みたいになるのでしょうか?それとも「芸能人逮捕」で権力側は逃げ切るのか・・・)