近況報告
2023年8月1日
 いよいよ廃墟となった福島原始力発電所での放射能汚染された地下水の海洋投棄が始まるようです。
汚染水はおフランスから舶来の高価な機械で処理したそうですが、それで本当に大丈夫なのか、誰もが疑問に思っているのではないでしょうか?政府は「科学的に安全性が・・・」ということですが、「科学」って「理屈ではこうなるはずなんだよねぇ・・・でも実際はどうなるかやってみないとわからないんだよねぇ」といういい加減な状態を容認する「信心」にすぎません。
タルコット・パーキンスによると「科学とは、実在に対する知的態度の選択的体系にすぎない」とのこと。
それに故障、不具合、運転ミス、さらにはそれらの隠蔽、改ざん、データ捏造が起こる可能性は否定できません。
いや絶対に起こると思います。
地下に氷柱を作り、福島原発の敷地を囲んで地下水を減らす「科学」は今どうなっているのでしょうか。蓮舫さんの反対意見を押し切って、多額の税金がつぎ込まれた「科学」の結果はどうなっているのか、まったく知らされていません。「科学」の名のもとに現実を支配しようとする「権力」。フーコーの指摘した現代国家の権力の源泉の典型です。いうまでもなく、「科学」は「知」の結晶化したもの。
 権力の喧伝する「知」に対して日本の「大衆は自ら奴隷になる」と支配層は妄信している、と酒井隆史氏は指摘します。
こんな状態でいいのでしょうか?
とか言っても、国民は無関心なのでしょうね。