近況報告
2024年2月8日
「もしトラ」から「ほぼトラ」
 よその国のことですが、大変にユニークな大統領がアメリカでは再選されそうな様相、とメディアは伝えています。
戦争をやりたくてしょうがない人たちにとっては大歓迎なのでしょう。戦争では若者が騙されて無意味な殺し合いに駆り出され大量死します。そして多数の女性や子供が犠牲になります。「最後の審判の日」=Dies Iraeを私たちはこの目で見ることになるのでしょうか?
 お金持ちや権力者に隷属するのが大好きな日本ではお金持ちで大胆な大統領候補を応援している人も多いことでしょう。
日本でも二年間で五億円もらって使っても、その「使い道は適性」と何の証拠も示さずに総理大臣が保証してくれる大富豪というか偉人というか、権力者が国会でも話題になっているようです。二年で10億円お小遣い!?これはもう国民のアイドルです。社会のヒーローです。民族の救世主です!NHKや民放も「オオタニさん」だけでなく「今日のニカイ君」コーナーをゴールデンの時間帯に設けるべきです。そこで毎日その行動や言動、そしてお金の使い方、もらい方、を詳報すべきです。高い数字が取れること間違いありません。とにかく日本は自己否定民族、自発的隷属国家です。お金持ち、権力者にヒドイことをされても誰も怒りません。
「こんなにひもじく、みじめなのは自分のせいだ。今度の選挙もお金を自由自在に動かしている『愚民党』さんに入れよう。政治のことはわからないし、とにかくエライ人たちなんだから。」
この先未来永劫、この国のこんな雰囲気は変わりません!政治家はバカ!役人は威張る!給料は安い!これらは「改革」「発展」を頑なに否定し、平穏で安定した日本社会を保つ鉄則なのです。めでたし、めでたし!