2024年6月10日
6月10日 損切りできるかニッポン!
日本の権力組織はしっかり更正できるのでしょうか?
自民党はダメのようです。「民主主義とはカネ!」
彼等から「お金」を取り上げたらおしまいのようです。
政治はもうとことん腐りきって、焼却処分で「損切り」にするしかありません。
そんな折、警察、検察、裁判所が試されています。
鹿児島県警の不祥事がもとで、とんでもない日本社会の闇が暴かれようとしています。
情報漏洩された記者の側に対して何の事実確認、捜査もなく、「あんたあの人に情報漏らしただろう!」ということで本田尚志前生活安全部長が逮捕されました。「????」誰が考えても変です。「あんたA子ちゃんに秘密を洩らしたでしょう!「A子ちゃんはなんて言ってるの?」「まだ聞いてない!」
なんじゃそりゃ?これでA子ちゃんに秘密を洩らしたと言い張る、なんて変な話です。小学生でも「むちゃくちゃでしょ?なんでそうなるの?」となるはずです。
この事件にからんで、さらにとんでもない大きな広がりを見せています。今日あたり鹿児島県医師会にも大挙取材が入ることでしょう。
2022年9月コロナ禍での医療施設で、警察OBの息子による女性看護師に対する強制性交事件を警察、検察、裁判所、医師会が連携して隠蔽したのではないか、という主張が噴き出てきました。6月9日配信の朝日新聞社のアエラのネット記事が詳細を報道しています。事案は被害者である女性看護師が刑事告訴をしていったんは県警が受理して書類送検したようですが、今年1月に鹿児島の検察が不起訴処分としたと当時の各報道機関が報道しています。被害者はその後検察審査会に審査を依頼してようです。朝日新聞の雑誌「アエラ」のネット記事の伝えるところによれば犯罪事実は歴然のようですが、驚くべきことに、加害者とされる人物は鹿児島県警OBの息子で、その父親が「動いた」とされるとも報道されています。もし事実なら、我々庶民の人権をいつの瞬間でも蹂躙できる権力を持つ「暴力装置」(注)である警察、検察、そして一連の告発者の逮捕拘留を容認する裁判所が連携、結託したとんでもない事件が明るみに出たことになります。権力側はどこで「損切り」をするのでしょうか?県警本部長様閣下はそろそろ体調不良でお隠れになるのでしょうが、検察も医師会も全国民の注目を浴び、ただでは済まない大事件です。世間知らずの私は今まで知りませんでしたが、「ハンター」という雑誌があり、鹿児島県警の犯罪行為を数々報道しています。「ハンター」の編集長はいつ犯罪者に仕立て上げられて逮捕されるのかわからないのに、大した度胸です。
ひょっとしたらただの想像ですが、これはもっともっと深いところにある、日本社会が明治維新から引きずってきた病巣のウミがにじみ出た事件かも知れません。何人かいる鹿児島の患者さんに聞いてみることにします。
ところで話は変わりますが、皇宮警察、侍従長、宮内庁の出世コースの流れって、あるんでしょうか?しっかりと御護りすることで・・・
(注)主権国家とは、暴力装置をもってして領域内での警察権力、裁判権、犯罪懲罰権などの暴力を独占する結社である。(M.Weber)