近況報告
2024年11月01日
『暴力装置崩壊』
「公益を代表する検察官としてあるまじき、不誠実で罪深い不正の所為」 先日の名古屋高裁の判決文です。「私は検察に殺された」 大阪の女性検事はと6年間にも及ぶ地獄の日々を二時間に及ぶ記者会見で語りました。悪を正す検察庁への信頼は今の金権自民党並みに地に落ちました。国会議員はカネに汚い賤業、と誰もが軽蔑する職業ですが、多くの検事さんは清廉潔癖な尊敬に値する正義漢のはずです。しかしその絶大な権力に酔いしれて「検察庁内のいい女はみんなオレの女だ!」などと考えるデランカンが醸成されているとしたら、国民誰もが激しい憤りを禁じ得ないでしょう。「人がちょっとでも疑わしいことをやったとオレが見なしたら殺してもいい。だがたとえオレが間違っていてもオレのやることはすべて正義だ」三国志演義の曹操にまつわる逸話が思い起こされます。「地位は人をつくる」といいますが、検察庁のエライ人の地位はこんな「人」を作るんですね。
4999万円もらって退職した元国税長官を再捜査するとか、「正義庁」とかっこよく名前をかえるとか、検察も名誉挽回をはかるべき時だと思います。1998年「大蔵省」は大手銀行による「ノーパンしゃぶしゃぶ」接待事件(逮捕者多数、自死者3人?)が発覚したことで「ノーパン省」と国民から蔑まれるようになり、律令制の御代から続くその名前を「罪務省」(「財務省」だったかな?)に変えました。当時の大蔵省の女性職員にも主計局長から「ノーパン出勤」が命じられていたのかどうかは知りませんが、国家の権力者が真っ向からルールを破って狂態に明け狂う醜態は全国民をがっかりさせ、国家の威信をこなごなにぶち壊してしまう大逆でした。「国家反逆罪」を適応すべきだったと思います! 今回の大阪高検検事正の事件は法治国家の根幹を揺るがす大逆事件なのに、多くのマスゴミどもはスルーしています。被告は森友事件を嫌疑不十分にした張本人、「日本国の良識と正義の敵」でもあります。
「ゴマすり副検事長の実像!女の敵はオンナ!」みたいな記事が週刊誌に載るかと期待していましたが、やはりゴミどもは検察の仕返しが怖いのでしょう。なにせ国家の「合法的暴力装置」ですから。映画「ONODA」みたいにフランスでしか映画化できないのでしょうか。今後フランス映画「HAKAMATA]と「KITAKEN」の公開を期待するしかありません。 今後の刑事裁判では全国で検事さんも立場が弱くなるのではないでしょうか。
「あのぉ、これやっぱこれ有罪だと思うんですけど・・・ダメっすか?一応、求刑としては、そのぉ、まあ、だいたいですねぇ、相場というか、昨今の情勢を鑑みて、ちょっと甘い目で、これぐらい考えてみたんですけどぉ・・・自白を撮ったときの取り調べは全部自動音声ですよ。この前みたいに生爪はがしとか石抱(いしだき)はやってませんから。証拠も隠してませんよ。全部燃やしましたから再審は無理っす!ホント」