近況報告
2025年1月19日
「青い方」のチケットが取りづらくなる!
 「女子アナ上納事件」が注目を浴びています。日本生命、トヨタ自動車が在京キー局のC-SEX(仮名)で自社のCMを流さないように決断したとの報道です。既に「オワコン」とささやかれているTVですが、まずはC-SEXが社会から抹殺されようとしています。社長のトンでも記者会見が決定的だったようで、「もっと大きく目を見開くべきだった!」ようです。不祥事を知っていて知らんぷりで一年以上も番組を放送していたわけですから。スポンサーも怖くてCMなんか作れたもんではありません。いつ起用したタレントが隠蔽されていた不祥事で撃沈されるか、戦々恐々です。C-SEXの事件では「クスリ」や「乳首を再建する手術」の話までささやかれていますから、次は「ヘンタイ政治家にも女子アナ献上か!?」みたいな記事が出るのではないでしょうか?弱い者いじめをしてきた権力側に大衆は激しい怒りを感じている昨今です。そう思っていたら、大変な記事を目にしました。昨年12月1日のメルボルン発成田行きの日本航空便で、出発前に機長と副機長が泥酔しており、それを見た客室乗務員らが「運航再考」を提案したにもかかわらず、日本航空は時間をおいてそのまま常務させた、つまり飛行機を飛ばさせた、と毎日新聞が1月19日に報じました。この酔っ払い操縦士はアルコール検査の際、大量に水を飲んで嘔吐していたそうです。この件を知った国土交通省は「改善命令」を出したそうですが、今から日本航空のチケットをとって飛行機に乗ろうとしている我々庶民には知らされていません。ちなみに先日病院の「医療安全講習会」で日本航空のパイロットさんが「アサーション」という話をされました。「アサーション」とは、地位的に下位の者が上位の者に「それってダメなんじゃないですか!?」と進言する行為のことです。絶対的権力を持つ機長がデタラメやって飛行機が落ちた、という事故が航空業界では数多く経験されているからです。今回の日航の昨年12月1日の事件でも「客室乗務員ごときが何を言う!」という空気だったのでしょうか? ならばヒドイ話です!私は生涯、こんな航空会社はゼッタイに利用したくありません!さらにこれからトレンディな話題にくっつけた「客室乗務員の『上納』が常態化か!?しゃぶりつくした国土交通省!」みたいな記事が週刊誌に出ないことを祈ります。
 メディアが昨年12月1日の日本航空の事件をしっかり取り上げれば、みんな赤い方には乗らないで、青い方に殺到して大混雑になってしまいそうです!でも日本航空はメディアにとって大口の広告主でしょうから、毎日新聞以外はそっとしておくのでしょうね。情けない!