近況報告
2025年4月11日
関税戦時下不況万国博覧会開催!
 いよいよ大阪で万博です。
中学に上がる直前の春、コンニチワの万博が開催されました。最初ガラガラでした。
兄と二人でカナダ館やソヴィエト館に行きました。カナダ館ではカエデの切手をもらい、ソヴィエト館ではパルナスのピロシキをもらいました。外に出ると雪がちらついていて、夕闇迫るセピア色の景色を彩っていました。
 今回も各パヴィリオンにはいろいろな「出し物」が工夫を凝らして準備されていることでしょう。上海万博の時の『動く清明上河図』に勝るものを出してくるでしょう。中共館が楽しみです。しかし入り口では厳しい所持品検査が行われるそうです。おそらくメタンガスの検知装置などの持ち込みが厳格に制限されるのではないでしょうか。入場には時間がかかりそうです。できれば入場券の読み取り機の不具合が起こる日もあらかじめ公表してほしいものです。
 今回の売り物は何なのでしょうか?「空を飛ばない空中タクシー」や「臨床効果のなかった心筋シート」「寝返りがうてないのでかえって睡眠時無呼吸が助長されそうな未来のベッド」もそうなのかもしれませんが、何といっても期待されるのは「カジノ館」ではないでしょうか。「万博会場内で賭ければ違法はありません!」とかいうネット・カジノの広告がそろそろ出てきそうです。本当にそうなのか、知りませんが、万博会場はあとでカジノになるのだからそのように解釈されても仕方がないのではないでしょうか。ネット・カジノでは大金を投入した吉本の芸人さんやプロ野球選手が多数、いたことが最近報道されました。よしもと興行さんもこういう時こそ、送検されている芸人さん達に協力させて、「カジノ喜劇」をやったらどうでしょう?「よしもと」は大阪人の誇りであり、ルーツであり、OS言語なのですから。
ボケB「ボクらちょっと早すぎました。」
突っ込みA「もうちょっと待つべきやったね。もうすぐここでカジノができるんでね」
B「今でもこの会場でやったらええねんやろ!?」
A「あほか!?そんなことゼッタイないわ。賭博って結局、胴元が寺銭ぼったくる仕組みやろ?」
B「そこは21世紀の万博やがな。会場でネット・カジノやったら繋がった会場のWi-Fi通して課金するやろ?!万博キョーカイが」
A「ほんまかいな。そんなん聞いたことないわ。絶対アカンで!カジノができるまで待てや。」
B「それにしても会場には貧乏人はおらんやろ。なんせ神戸牛入りの『駅そば』3,850円するらしいで」
A「来てはる人らはお金持ちばっかりやろな。ホテル代も高いらしいし。何から何まで値上げや。会場を見渡してもお金持ちとガイジンだけやな。」
B「それにしても日本に来てはる外国の方が自分の携帯でネット・カジノとか日本でやってたらやっぱり違法なん?」
A「そうやろうけど摘発は無理やろ。法律でやられんのはいつも『弱い立場の人間』や。ちょっとでもしっぽつかまれたらボコボコや。せやのに政治家なんかあからさまにナンボ脱税してもお咎めなしやし、東京高検の検事長かって常習トバクの賭け麻雀ばれてもはじめはお咎めなしやったやんか」
B「M1グランプリ二連覇しても時効になってる賭博の事実で芸人は終わってまうのに、あれは不公平やなぁ。エライ人こそ自分から反省すべきやで。検事やったら自室で無理やり部下にヒドイことしても、犯人に仕立てるためにどんなえぐいことしても、国の恥をさんざんさらしても、何をしても治外法権やんか。この国は。それにあの検事長さん、カルロス・ゴーンの・・・」
A「いやそれ知らん知らん。知らんでぇ!ところでマッチとか会場に持ち込み禁止になるらしいでぇ。おまえタバコ吸うから気いつけや」
B「ええ、なんでぇ?」
A「いやそら、まぁ、タバコとか、吸うとこないんちゃう?」
B「あ、わかった!ネット動画でよう出てくる中国の子供がやる・・・」
A「知らん知らん、知らんがな、知らんでええ!」
B「そんなんばっかりやん!それはそうと、カジノ完成したら我々公式アンバッサダーになれるんちゃう!直前に別のスキャンダルでこけんようにせな」
A「そんなん土台からアカンに決まってるやろ!もうエエわ!」