近況報告
2018年7月6日
一次試験の学科試験の点数を水増し!驚きました東京医大!
加計学園も選定されているそうですが、あの栄えある「私立大学研究ブランディング事業」に選定されたかった!というのが動機、など報道されています。首相案件の匂いがする、という人もいるようです。それにしても「私立大学研究事業」に選ばれること自体がブランディング事業になっていると言えます。こうなると全国の大学が「研究や教育の中身より、とにかくなりふり構わずブランディング事業に選ばれてブランディングしなきゃ!」という状況になっているのでしょう。お役人様に様々な形の袖の下、天下りの受け入れ、不動産の購入、などなど策を弄して御公儀から公金を頂く、お墨付きをもらう、その周辺、つまり「紹介」もビジネスになるんですね。どれぐらいの血税、予算が年間わが国でそんなふうに浪費されているのでしょうか。年間90兆円ぐらいでしょうか?どなたか試算していただきたいものです。
それと文部科学省は今回の事例を反省して全国の大学に以下のような通達を出すのではないでしょうか。
「平成30年度から、文部科学省職員への便宜供与の請願後に贈賄の行為の実施が確認されるまで、便宜供与の施行・行為はありませんのでご注意ください!
例:私立大学研究ブランディング事業選定の請願の場合、その見返りとして職員子弟の裏口入学が確認された後、選定が決定します。」
「あの大学の望み通り、ちゃんとしてやったのに、コンニャク一本すら持ってこないんだよね」今回も危うくこうなるところでした。
文部科学省は「道徳」の教科書に載せる自省の題材がまた増えましたね。